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ふくろう通信 72年目の終戦記念日を迎えて

  • ふくろう通信

今年も原爆記念日、終戦記念日がやってきます。
私の父は上官にいじめられながらも、久留米の駐屯地で終戦を迎えました。
父は残された父母(私の祖父母)、そして私たちの面倒をみるため、大学もいかず戦後は懸命に働き、現在92歳で健在です。
父の兄は8月9日、旧満州でソ連軍侵攻時、軍医として患者への責任を取り自決、父の弟は同じ日に医学部で原爆死、母は戦争中山口県下松市に疎開、その時米軍の戦闘機から機銃掃射を受け九死に一生を得ました。
その母も85歳となりました。私の両親や叔父たちでさえ、戦争でこのように運命に翻弄されました。それは多くの国民も同様でした。

日本は1941年12月8日未明、連合艦隊によるハワイ真珠湾奇襲攻撃を敢行し、直ちに米国は参戦しました。
そのことで日本は卑怯者として糾弾され、またアジアの例の2つの国からは、ずっと続く反日の嵐です。
何とも情けない思いがしますが、戦争に負けるとはこういうことですね。
72年もたつというのにまだこの有様です。私は真の自由がない共産主義は、大嫌いでしたので学生運動には参加しませんでした。
今も嫌いです。
アメリカは真に自由な偉大な国と思っていました。
ケネディ大統領までは。しかしアメリカに対する思いは、歴史を振り返ってみると根本的に変わりました。

現在のアメリカは日本と韓国を属国扱いにして、北朝鮮が脅威だといって自国の高い武器を買わせています。
また日本と中国、韓国が決して親しくならないように情報操作をしています。
そして世界中で戦争をしてきました。
アジアでは朝鮮半島、ベトナム、アフガニスタン、イラクで大きな戦争をしました。
沢山の人命が奪われ、ベトナムでは枯葉作戦のダイオキシンのため奇形児が数多く生まれました。
かの国は何年かに一回戦争がなければ、経済が立ちゆかないのです。

北朝鮮はとても一筋縄でいかない国であることは、承知の通りですが、日本と違う点は完全な独立国だということです。
属国ではない。確かに中国やロシアと親しくしていますが、中ソ紛争の時は漁夫の利を得るようにうまく立ち回り、現在中国とミサイル、核実験でもめてはいますが、イランの石油を中国経由での輸入は続けられています。
北朝鮮は世界の孤児とみられがちですが、とんでもないことです。
164か国と国交があります。ないのは米国や日本などで、日本の方が少数派なのです。
そして世界の大金持ちたちのお金をタックスヘイブンとして、自国に取り入れています。
世界各国には優秀な武器を売りまくり、結構な外貨も稼いでいる。だから決して北朝鮮は簡単には崩れない。
金 正恩は決してバカ殿様ではないのです。
さすがの米国もうかつに北朝鮮に手が出せないのは、独立を貫きとおすため、善悪は別として核やICBMの開発を独力でやり遂げたからなのです。
そうして北朝鮮主導で朝鮮が統一される可能性が大きくなっています。

アメリカは日本に対してどんなことをしてきたのか?
真珠湾攻撃もアメリカの誘導が濃厚ですし、焼夷弾爆弾や原爆で民間人を多数殺傷して、主要都市を完全に焼け野原にもしました。
日本が戦後間もない食糧難の頃は、家畜にやるまずい脱脂粉乳を子供たちの給食として与えてもらい、私も我慢してそれを飲んでいました。
朝鮮特需もありました。
しかし日本固有の文化を否定され、私たち日本人のアイデンティティがなくなりかけていました。
それでも日本は発展していき、世界に冠たる新幹線も作った。
自動車工業もアメリカを圧倒した。
そしてどうなったかというと、アメリカの財政難のため、毎年アメリカ国債を買わされたりして、一説によると日本はアメリカのため既に1400兆円(12兆ドル)くらい貢いだそうです。
さらに毎年30兆円の金がアメリカに行くのだそうです(副島隆彦氏のはなし)。
これはちょっとにわかに信じ難い話ですが、本当かどうかよく調査して国民に知らせてもらいたと思います。
またトヨタは何も悪いことはしていなかったのに、プリウスのブレーキ制御の異常だということで、なんと5年間で5兆円の罰金を払った。
払った後無実だと分かったのですが、お金は戻って来ずに、日本に払うべき税金をアメリカに全てぶんどられてしまった。
サンダルをひっかけて事故を起こした女に私は猛烈に腹が立ちますが、それ以上にアメリカ政府のやり口にはあきれ果てます。

日本近隣の重要な国々はアメリカ、中国、ロシア、北朝鮮、韓国等の国々です。
これらの国々は少々普通の国と違っています。
そんな中72年間、一度も戦争に巻き込まれず、平和であったのは、只々アメリカの御蔭なのでしょうか。
今後一体どんなことが起こるか、見当もつきません。
終戦記念日を迎えるにあたり、国の安全保障や、真の独立国になるのか、属国のままでいるか等、じっくりと、いやそんな時間も十分ありませんが、考える必要があります。

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