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天国は本当にある? Ⅱ

  • ふくろう通信

天国は本当にある? Ⅱ

脳外科医が認めた死後の世界の後日談

今回もハーバード大学医学部で長らく脳神経外科医として治療と研究にあたってきたエベン・アレグザンダー医師の話です。非常に稀な髄膜炎に罹患し、昏睡状態におちいり、臨死体験をしたことを前回お伝えしました。その中で現れた、美しい女性は誰だったのか、博士の考え方は変わったかなど、今回はその後のお話しです。並木伸一郎氏著の「死後の世界」に詳しく書いてありましたので、これを引用し改変しました。

エベン博士は気高く、身も心も安心できる存在(あの世?)の中を堪能していたが、元の世界に引き戻され、深い失望感を味あうことになった。きっかけは、病室で彼のために祈る妻らの存在に気づき、「帰らなければ」と思ったとたん、この世に戻ったのである。

回復した博士の真っ先にとった行動は昏睡状態にあった自分の脳のデータの確認だった。やはり昏睡状態にあった7日間、脳の大部分はマヒしていた。今まで博士は臨死体験を否定していたが、自分で体験してしまったのは一体何か、脳から分泌されるエンドルフィンによる快楽作用で幻をみたのか。しかし彼が見た映像はあまりに鮮明で洗練されていた。ここまで複雑な像を作り上げることは、脳幹では不可能だ。

実はさらに衝撃的なエピソードがあったのである。

エベン博士の両親は彼らが高校生の時に博士を授かった。新生児を育てるには若すぎるという、周囲の反対もあり、脳神経外科医の夫婦に引き取られ、養子として育てられたのである。時は過ぎ46年後、実の両親に面会を希望したが叶えられなかった。ちょうどその時に、エベン医師の実の両親は36歳になる娘(エベン医師の妹)を亡くしていて、そのショックで面会を断ったという。しかしその7年後再会を果たした。その時亡くなった実の妹の写真を見て大いに驚愕した。臨死体験で見た女性はまさに、亡くなった妹だったのである。

これこそ死後の世界が存在する証拠であり、奇跡としか説明しようがないものである。

エベン医師は、その後脳神経外科医として、自らに様々な反証を投げかけ、これまでに出版された臨死体験にまつわる書物を読みこんだ。その結果、「科学では説明できない世界がある」、との確信を深めた。

エベン医師が臨死体験を認めてこなかった最大の理由は、臨死体験が「心停止状態で、脳がまだ生きている状態で起こる」とされていたからで、脳が動いているのなら「幻」が見えても不思議ではない。しかし脳の専門家自身が、重症な髄膜炎のため「脳が明らかに停止している」とはっきり認められた状態で「見えた」のである。これほど確固とした例はない。

エベン医師の著書は2013年1月28日に放送された、フジテレビの「奇跡体験!アンビリーバボー」でも紹介された。この番組の中でエベン医師は、稀代の天才科学者ニコラ・テスラが臨死体験を含む未知の現象に対して残した「科学が非物質的な現象の解明に挑んだならば、10年間で今までの人類の歴史全てをはるかに凌駕する進歩を遂げるだろう」という言葉を大切にしていると語った。そしてこう語っている。「私たち人類はテスラの言う10年間をスタートさせようとしているのです。」

彼は、この10年間をスタートさせるために神に選ばれた、特別な存在なのかもしれない。

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