ふくろう通信

天国は本当にある?

天国は本当にある?

ハーバード大学脳外科医が認めた死後の世界(1)

以前東京大学救急医学分野教授の矢作直樹氏が『人は死なない』という衝撃的な題名の本を出したことを紹介したことがあります。今回は 名門ハーバード大学メディカル・スクールで長らく脳神経外科医として治療と研究にあたってきたエベン・アレグザンダー医師の話です。ある朝、突然の奇病に襲われ、またたく間に昏睡状態におちいりました。脳の大部分が機能停止状態になっていたのにも関わらず、死後の世界を見たといいます。彼は各国の数々の賞を受賞した、有名で超優秀な医師であり、以前は死後の世界を真っ向から否定していました。そんな彼が死後の世界の存在を認め、ニューズ・ウィーク誌に「天国は100パーセント存在する。」と断言しました。以下がその英文記事からの要約(訳は筆者)です。後半部は次号をご覧下さい。

 

脳神経外科医そして科学者として、私は臨死体験の現象を信じていなかった。ところが2008年秋、新生児に罹る非常に稀な、大腸菌の髄膜炎を発症、菌は私の脳を食べ(eating)死ぬか植物状態になる寸前に陥った。7日間は深い昏睡状態となり、脳は全く機能していなかった。科学的には説明できないが、体は深い眠りにあったが、私の深奥の意識は生きていた。大脳は侵されていたにもかかわらず、私の意識は別の次元の世界にあった。その世界は多くの臨死体験で述べられていたものに近似していた。私が見て学んだものは、死が意識の終わりではなく、むしろ大きな計り知れない肯定的な旅の時期(chapter)であるということだ。

まず初めに私は雲の中にいた。それは薄いピンク色の膨らんだ形をしていて、深い群青色の空と鋭い対比を示していた。さらにその雲のはるか上には、きらきらした透明なものの集まりが、空を横切り、その背後に線状の長い流れを残していた。鳥か?、それとも天使か?それらはこの地上のものとは言い難く、もっと進化した、気高い形状をしていた。大きくて、聖歌のようにとどろく音が上から下に降り来て、私は天使がその音を出しているのかと思った。音は触れることができてほとんど物質の様であり、あたかも雨が皮膚に感じることができても、濡れることはないかのようであった。見ることと聞くことはここでは分離してはおらず、この世のものではなかった。全てがはっきりしているが、全てが全ての一部であり、あたかも豪華で混ざり合ったペルシャ絨毯のデザイン、あるいは蝶の羽のデザインの如くであった。私の臨死中の旅はいつも女性が付き添っていた。彼女は若く、青い目をして、ふさふさした金髪が美しい顔を引き立たせていて、今でも彼女の様子を完璧に、詳しく思い出すことができる。初めて会ったとき、私たちは蝶の羽の上に乗っていた。事実何百万もの蝶が私たちの周りにいた。女性の着物はシンプルであったが、その色は信じがたい鮮やかさ、生き生きとした感じのパウダーブルー、パステルオレンジピーチといったものであった。彼女はロマンティックな顔立ちでもなければ、友好的な顔立ちといったわけでもなく、それらを超えた、この地上では見ることのできない「愛」の表情であり、より気高く、その中にすべてを包含するような大きなものであった。言葉を用いずに彼女は私に話かけた。メッセージは風のごとくに私の中に通り過ぎて、直ちにそれが真実のものであることが理解できた。メッセージは3つあり、「あなたは愛され祝福されている」。「あなたは何ら恐れることはない。」「あなたは何ら間違ったことをすることがない。」これらのメッセージはとても大きい、けた外れた安堵感で私を満たした。

次号へつづく