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メディカルニュース 風邪、インフルエンザ、肺炎の感染予防対策

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MEDICAL NEWS NO.50 FEBRARY 2017

風邪、インフルエンザ、肺炎の感染予防対策

 

①   免疫力をアップさせる方法について:予防で大切なのは免疫力を高めることです。免疫力が高い人は、そうでない人に比べて風邪をひきにくい傾向にあります。免疫細胞の多くは腸に存在しており、腸内環境を整えることで免疫力を上げることができます。腸内の善玉菌を増やす効果があるヨーグルトは、風邪予防に大変おすすめです。ちなみに笑いも大変効果的です。

②   バランスのいい食事と睡眠をとる:普段から免疫力を高める効果のある食事をとっておくことで、感染しにくくなるでしょう。鼻や喉の粘膜を保護する役割を持つのがビタミンAです。不足すると喉や鼻から細菌やウイルスが侵入しやすくなります。レバーやうなぎ・チーズ・緑黄色野菜などに多く含まれています。ビタミンEには白血球やリンパの働きを助けて免疫力を高める効果があり、血液の流れもよくなるため、体温の上昇や体力の回復にも役立つでしょう。いくらやいわし・かぼちゃ・うなぎなどに多く含まれています。また質の高い睡眠も重要で、少なくとも7時間はとりたいところです。

③   適度に運動する:免疫力を高める上で、運動も必要不可欠です。特におすすめなのがウォーキングで、心肺機能が高まり抵抗力をつけることができます。理想は、1日20分以上のウォーキングを毎日継続することです。しかし過度の運動は逆効果になりますので注意しましょう。

④   手洗い、うがいを十分行う:予防の基本中の基本です。手洗いは丁寧に十分行い、アルコール含有の消毒液の方が石鹸よりはるかに除菌効果があります。親指や菌が多く棲む爪先を十分洗いましょう。ヨード入りのうがい液が効果的ですが、カテキンが多いお茶などもいいでしょう。

⑤   適度に加湿する:室内の温度は20~25度、湿度は60%に保ちます。細菌やウイルスの活動が低下し、感染しにくくなります。湿度が低いほどウイルスはよく飛散し感染力が高まります。

⑥   マスクをつける:市販されているマスクやサージカルマスク(外科用マスク)はウイルスを簡単に通しますし、ウイルスを通しにくいとされる、N95マスクマスクでも本当は十分ではないので過信は禁物です。しかしマスクの着用により、呼吸に含まれている湿気が喉を潤してくれるため、感染しにくくなる効果が考えられます。

⑦   タバコを吸わない:喫煙によって気道の粘膜があれて、軽い炎症を起こすため、ウイルスに対する抵抗力が弱まってしまい、感染しやすくなります。禁煙が重要です。

 

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