メディカルニュース

ふくろう通信 たばこ特集②

ふくろう通信

2000年6月

 

特集 タバコ

その2 タバコの止め方

前号では喫煙の健康に対する悪影響について解説しましたが、今回は禁煙の進め方についてです。

当院では禁煙を希望される方には、禁煙指導を実施します。具体的方法について以下に述べます。

 

  • まず個人指導は30分かけて行いますが、この中で、受診者の喫煙歴、禁煙の動機、禁煙経験について把握し、タバコ依存度テストも実施し、禁煙方法についての方向づけを行います。
  • 禁煙補助薬を用いて禁煙を実施します。禁煙ガムにするか、ニコチンパッチ(貼り薬)にするか決めます。
    節煙でなく、断煙で行うことを確認します。
  • 次回来院までの2週間はとにかく完全禁煙を目標に頑張ります。2回目受診時で再び指導を行います。
  • 2週ごとにフォローし3回程度の再診で成否の目途をつけ終了となります。この間約2~3ヶ月の短期決戦です。

 

禁煙を補助する禁煙ガム(1994年より導入)や、ニコチンパッチ(1999年5月より)はタバコを止めることに伴うニコチン離脱症状を緩和し、禁煙継続をサポートします。
喫煙はニコチンという薬物依存の病気とも考えられ、ただ単に意志だけの問題でもないのです。

ご自分の健康のことも考え、そろそろ禁煙を始められたらどうでしょうか。

 

 

今年5月31日は第13回世界禁煙デー

スローガンは喫煙者にはちょっと耳が痛い

「その1本 みんなの命 けずられる」

禁煙続行に役立つ工夫

1. 冷たい水を飲む。

2. とがったもので手のひらを押す

3. 歯を磨く

4. 深呼吸をする。体を動かす。

5. 禁煙開始時は宴会を避ける。

6. 秒針を1分間ながめる。

7. 趣味に没頭する。

高橋裕子(大和高田市立病院医長)による

つい喫煙したくなった時、試して下さい。

 

 

骨粗鬆症について

本症は骨量の減少に起因して骨が脆弱化する疾患です。

女性ホルモンの関係で閉経後の女性に圧倒的に多く、加齢とともに頻度が増加します。
当院でも実施している、骨塩量の測定でその程度が推定できます。
本症にかかると骨折する危険性が高まり、運が悪ければ寝たきりになる可能性もあります。しかし、正しい治療、運動などを早めに行い、骨折に備えれば寝たきりは防止できます。

骨粗鬆症では骨の小さな柱が細くなって分断されています。

来る6月24日に、長崎ブリックホールにて市民公開講座「女性が語る骨粗鬆症が開催されます(午後1時から4時半)。同氏はシンポジストとして発言の予定です。皆さん参加されてみませんか。